インドア系の主人公が、半ば嫌々ながらも釣り部に入部することで釣りに魅了されていくというのが、この作品の大まかな粗筋。
女子高生+アウトドア をテーマにした作品は、もはや一ジャンルとしての地位を築いているが、アウトドアの描写が雑で、それにより萎えてしまう作品も一定数存在するように思える。しかし、この作品はそんな心配もなく、キャラクターは魅力的だし釣りの描写も、とても細かく、読んでいると自分も釣りに入門したくなるくらいだ。

放課後ていぼう日誌 1
海野高校1年生の鶴木陽渚は生き物が苦手なインドア派。堤防を散歩中、先輩の黒岩と出会ったのをきっかけに謎の「ていぼう部」に入部させられ釣りをはじめることに! 個性的な部員たちに囲ま...